検証・京急蒲田踏切

今回の箱根駅伝では史上最多の3校が途中棄権となる大波乱。
その中でも不運としか言いようがなかったのが東海大学の途中棄権。
その原因となったのがコース上の第一京浜にある京浜急行空港線蒲田踏切です。
早速現地へ行って来ました。
棄権した荒川選手は東京方面へ向かう左車線を走っている時に線路の溝に足を踏み外し、足首を強くひねりました。
その後も痛みに耐えながら走り続けましたが、中央通りに入る直前で3度目の転倒。見かねた大崎栄コーチが荒川を抱き上げ、棄権したものです。

線路の溝の深さは5cmほど。
そう簡単には足を踏み外さないと思われますが・・・

黒い部分に注目!
京急蒲田踏切は急カーブになっています。
そこで、レールの摩耗と車輪とレールが軋む音を軽減する為に油を塗っているのです。
靴の先の黒い物体はその油です。
この油で足を滑らしたのかもしれません。

歩道側にはこのような看板や表示が・・・

蒲田踏切を通過する電車1
空港線羽田空港への重要な路線。
ひっきりなしに電車が通過します。
空港方面への電車が通過したあと、品川方面の電車が通過していきます。

蒲田踏切を通過する電車2

高架化工事
現在平和島〜六郷土手間の高架化工事が進んでいます。
それに伴い、この踏切もいずれなくなります。